ここ数年、海外でも大流行している

高強度インターバルトレーニング」

通称:HIIT(high-intensity interval training)

Hand writing fitness workout acronym HIIT – High Intensity Interval Training with white chalk on blackboard.

私も週一回以上は取り入れているトレーニングで何が良いのかというと・・・

「脳に良い!!」

とある学会で発表されており、また様々な論文があり実践しております。私のブログでちょいちょい出てくる、

「BDNF」

こいつとHIITとの関係がやたら密なんですね。BDNFとは、Brain-derived neurotrophic factorの略で日本語では脳由来神経栄養因子ともいいます。どちらにせよわかりにくい。。。こいつは蛋白質の一つで神経細胞を活性化させたり、傷ついた神経細胞を修復したりするものだといわれています。

このBDNFは年齢とともに減少するといわれており、BDNFが減少すると記憶を司る海馬も小さくなると言われております。しかーし最近の研究では、大人になってもこのBDNFや脳細胞を増やすことが可能であるとわかったきました。

その方法の一つが「HIIT」なのです。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30768552

上記の論文には、若年者(平均年齢25歳)と高齢者(平均年齢69歳)を対象として、運動における脳血流の変化を見ています。これを見ていると、持続的なトレーニングでは高齢者においては脳血流速度は上昇せずあまり影響が出ていませんが、インターバルトレーニングをすると脳血流速度が著しく上昇しているのです。

精神的にも運動した方が効果的であるとよく言われますが明確に立証されていますね!最近の学習塾では、授業前に身体運動の時間をとっているところもあると言いますしね。

さてHIITとは簡単に説明すると、

強負荷→休息のサイクル

私が行っているサイクルは20秒行っては、10秒休むというのを4種目で、2周繰り返します。

そう、合計にしてもたった4分で終えることができます!日本体育大学体育学科の岡田隆准教授は、「HIITの特徴は、一定時間きつい筋トレをすることによって筋肉中の糖を消費し、トレーニング後、長時間にわたって脂肪が燃焼しやすい状態を維持することにある。大きい筋肉を使うので、脂肪燃焼量を一気に増やすことが可能」という。

痩せるをアウトカムにするのであれば、トレーニング前に行うのが一番良さそうですね。

私のパーソナルコーチでのメニューはこんな感じ。

Today’s Tabata Protocol 
1. Front swing 10kg plate 
2. Push up 
3. Jumping lunge 
4.Burpy jump

Today’s Tabata Protocol 
1. Jumping lunge 
2. High knee 
3. Jumping lunge 
4. High knee 
5.Prisner squat 
6.High knee 
7.Rock climber 
8.High knee

Today’s Tabata Protocol 
So hard !! 
1. Jumping lunge 10kg plate 
2. Rock climber 
3. Knee tack jump 
4.Burpee jump

Two men athletes synchronously working out in interval training in the gym. Concept of wanting to be first and striving for a healthy strong body

私のStravaから抜粋した一部ですが、私のドSなコーチに毎回しごかれながら、下半身中心にやっております。

私が導入しているHIITは、

「Tabata Protocol」

というもので、立命館大学教授の田畑先生が科学的に証明したトレーニング方法。何が証明したかというとこのトレーニングは、心肺能力が飛躍的に向上することと、有酸素運動、無酸素運動の両方に効果があるということです。

ということは有酸素運動の集合体であるトライアスロンには非常に持ってこいのトレーニングなわけです。特に心肺機能も向上させなければいけませんので、HIITは非常に効率がよくトライアスリートにとって重要なトレーニングになると思われます。