私は、歯科医師として診療したり、経営者としてクリニックや株式会社の経営をしているわけですが、その中でなぜトライアスロンをやろうと思ったのか……。興味ないと思いますが一応書いておきますw

患者さんや周りの人にはカッコよく、「自身の成長をリアルに感じたいから」などと経営者らしいコメントを残しています。ま、これも本当なのですが・・実際多くの人と仕事をしていると事業の成長や、スタッフの成長というものは肌で感じることができるのですが、さて自分は成長しているのか?と不安になることがあります。また本当にこれで良いのかという恐怖に取り憑かれることもあります。なかなか自分と向き合うという時間もなく気づけば「もぬけの殻」といった感じになることもありました。そんな時に、知り合いの先生と気分転換にロードバイクで近くの山を登ってみようかって、よくある居酒屋会議で急遽決まり、私自身野球もやっているしそれなりに体力には自信があるので大丈夫だろうと思っていました。が、結果全然ダメ・・・笑えるぐらい漕げない。

ほぼ後半はロードバイクを押して登っていったのを覚えています。一緒に行った先生は平気で登ってて「え、俺全くダメじゃん」。めっちゃショックでした。中学時代は野球部でキャプテンで選抜に選ばれ(自慢)、高校時代も野球部でキャプテンで(自慢)イケイケでしたのであまりスポーツで一般の人に負けるという感覚がなかった←なんて偉そう。

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自分の体力がこんなにも落ちているとは・・・というか使う筋肉も違うし、できるだろうと思っていた私が軽薄だった。まー落ち込みました。

しかし、もう一度行ってみようと今度は別の日に一人でトライ。すると「前回より登れるようになってきた」が、まだ途中押してしまう。

また別の日にトライ。すると「おおっ!前回よりもいけるぞ!」こんな感じで少しずつ距離を伸ばすことができたのです。やればできるもんだなと我ながら考えていると、「ん??これって成長じゃね!?」30歳超えてからも成長できるじゃん。この成功体験が気持ち良すぎてハマったわけですね。

これ医学的に推測すると辛い運動時に脳内で作り出される神経伝達物質の一つ「エンドルフィン」が大量に分泌され幸福感が満たされたのと、朝早起きして、山を登るため日光を大量に浴びることにより「セロトニン」が大量に生成されたおかげで、精神的にも状態が良くなったのではないかなと思います。

Male silhouette on sunrise background. outdoor shot

徐々に山も登るにつれ攻略法がわかるようになり、刺激が減ってきたことから、もっと強度高いことはなんだろうと考えた結果、「トライアスロン」に行き着いたわけです。もちろんトライアスロン以外にももっと強度高い競技はあると思いますが、なんと言っても3つ競技がありますし、お金をかければテクノロジーによるアドバンテージを得られる可能性もある←いやらしい・・・ま、すごくチャンスが色々とありそうだと思い挑戦することとしました。

しかし高強度のトレーニングやスポーツは一般の人にとって危険と隣り合わせ。急激な負荷による心機能への影響や、ケガのリスクも伴います。またトライアスロンなど長距離になればなるほどリカバリー期間が長くなり仕事復帰にも影響が出てきます。

せっかく運動をしても不健康になっては元も子もありません。せっかくやるのであれば健康で身体に良いものとしたいです。このブログではそんな健康とトライアスロンを緩くジョイントさせて発信していきたいと思います!